ピョンファ自動車は韓国と北朝鮮の合弁会社で、主に北朝鮮で生産・販売されています。

ピョンファ自動車

 

漢字表記は「平和自動車」。

 

金剛山国際グループの系列に入り韓国メーカーという位置づけになりますが、北朝鮮の「朝鮮連峰総会社」が7割資本を出して、北朝鮮に設立された合弁会社で生産を行ってなわれている北朝鮮産の車です。

 

キリスト教非公認の教派で、宗教を仮面につかっているだけの謀略集団」との評価もある統一教会系の企業でもあり、会長には統一教会の幹部が在任しています。

 

しかし2012年に収益の悪化などが問題になり、統一グループはピョンファン自動車から撤退をしています。

 

主に北朝鮮で生産され、北朝鮮国内のみで販売されています。車種名を将軍様が付ける事もあるようで、世界からは北朝鮮の車メーカーと認知されている事が多いです。

 

南北初の合弁会社となり、2003年には北朝鮮で初めて商業用看板が設置されるなど、車そのものよりも政治的観点から注目される事が多い自動車メーカーとなっています。

 

 

 

車種は他メーカーベース車がほとんど

 

2002年から南浦特別市の工業団地で自動車の生産を開始された、自動車メーカーとしては歴史の浅い会社となります。

 

現状では自社で開発するノウハウはほとんど持っていなく、海外メーカーの車をベースとした生産を行っています。

 

ピョンファン自動車は以前にベトナムで元々韓国の自動車メーカーの雙龍自動車、イタリアのフィアットと合弁会社を設立して組立販売を行っていた経歴もあります。

 

 

 

この繋がりで主力車種はフィアットのベース車になり、シエナをベースとした「フィパラム」ドブロをベースにしたポックギなどがなどがあり、雙龍自動車や中国メーカーの華晨汽車のベース車の乗用車の製造。

 

そしてトヨタのハイエース100系をベースにした「サムチョリ」などがあります。


 

尚日本は政令で「生物、化学、ミサイル、核」等の懸念該当項目に該当する外国ユーザーリストに掲載されている為、法令で同社への貨物や技術の輸出は許可申請が必要となっています。

 

 

需要はほとんど北朝鮮の庶民

北朝鮮国内での販売が中心となるピョンファ自動車は、主に大衆車の生産が中心となっていて、国の幹部や富裕者層は主にベンツに乗っている傾向があります。

 

北朝鮮側も自動車メーカーに関しては、自国ブランドを世界に広めようという考えよりも、表に出る北朝鮮では世界的に高級車として定着しているベンツに乗ることで自国の富をアピールする事を優先しています。

 

今後も他メーカーの型落ちベースなどを中心の生産が行われる事が予想されています。