第一汽車は中国で最も歴史のある自動車メーカーで

第一汽車

 

正式名称は「中国第一汽車集団公司」でファーストモーターとも呼ばれています。

 

1953年設立の中国で最も歴史のある自動車メーカーになります。
設立時にはロシアの自動車メーカーのジルの支援がありましたが、設立から3年後には支援が終了。

 

上海汽車、東風汽車と並んで中国が国有する3大自動車メーカーとなっています。

 

 

多くの大手メーカーと提携している

中国大手で2004年には販売台数が100万台を超えて、中国の3大自動車メーカーとなった第一汽車ですが、自社での開発ノウハウは少なく、多くの海外大手メーカーと提携を行い、他メーカーベースの車の販売が中心となっています。

 

 

主な第一汽車のブランドとグループ企業

紅旗

高級車ブランドにあたり、トヨタのクラウンマジェスタをベースなどを中心とした高級セダンやリムジンの販売を行っています。
その他元々は別のブランドの奔騰と呼ばれるマツダ6(日本ではマツダ・アテンザ)をベースにした車を製造販売していたブランドを2008年より統合しております。

 

海馬

1990年に日本のマツダと提携を行い技術指導を受けて大衆向けの乗用車を製造。
2006年にはマツダからの技術指導が終了して、自社開発となっています。
2007年には海外輸出も開始するなど、現在は自社の独自路線色が強いブランドとなっています。

 

欧朗

2011年に発足された新しいブランド。 フォルクスワーゲン・ジェッタをベースにしたセダンを製造・販売しています。

 

一汽大衆

フォルクスワーゲンとの合弁によるグループ企業

 

天津一汽豊田 及び 一汽豊田汽車販売

それぞれトヨタ自動車との合弁によるグループ企業

 

一汽GM軽型商用汽車

アメリカGMモータースとの合弁会社で主にGMベースの商用車の製造・販売を行っています。

 

トヨタ、フォルクスワーゲン、マツダと密接な関係

それぞれのメーカーが最も提携に力を入れているのが第一汽車となり、フォルクスワーゲンでは2041年まで業務提携を延長すると発表されるなど、大手メーカーが注目する中国市場において、重要なポストを担っている中国の自動車メーカーです。

 

 

 

海外輸出も強い

 

中国メーカーは自国販売が強いイメージもありますが、第一汽車に関しては、大手メーカーと多数提携する事と、マツダやトヨタをはじめとした技術指導で独自開発した部品も多いのが特徴です。

 

こういった主要なエンジンやプラットフォームを大手メーカーの既存の車をベースにし、ミッションなど一部のパーツは自社開発するなどして、安い人件費でユーラシア大陸に位置する中国で生産された第一汽車の車は、発展途上国を中心に海外輸出も積極的に行われています。

 

これらの強みを活かした低価格路線で、世界でもそれなりの需要がある自動車メーカーとなっています。

 

最近では2010年にメキシコに生産拠点を作り、中国で2番目に海外に生産拠点を保有するメーカーとなっています。